はじめに
はじめまして!奈良県ローバースです!
今回、奈良県ローバース【はじめての】集会を実施しました!
記念すべき第1回目☆彡(単独イベントとして)
概要
企画
企画名 | あたら夜 |
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期間 | 令和 6 年 10 月 11 日(金) 19:00~21:30 |
場所 | 奈良県連盟きたやまと地区生駒第4団キャンプ場 |
目的
- 奈良県のローバー年代スカウトの親睦を深める。
- 県ローバースでの活動の定着を図る。
まずは、「参加者同士で県内ローバースカウトの知り合いを増やそう!」ということをめざす!
目標
- 参加人数 10 人以上。
- 火を囲みながら、深い交流を促進し、スカウト精神の共有を図る。
- 参加者全員から県ローバースでしたいことについて情報交換を行う。
スケジュール
時間 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
19:00 | 集合 | |
19:05 | 開会式 | 県代表から RCJ、近畿ブロック、奈良県のローバーについて話した。 |
19:05 | アイスブレイク | ACON2024 で好評であった利きドリンクを行った。 |
交流会 | アイスブレイクからそのまま班内で交流した。 | |
20:10 | 花火 | 手持ち花火をしながら、各々交流を深めた。 |
21:00 | 閉会式 | |
21:30 | 解散 |
ACON2024とは…
Adult Leader Camp of Nara 2024の略。
奈良県連盟主催で開催される、指導者・RS対象の「自己研修フェスティバル(定形外訓練)」。
利きドリンクとは…
「コーラ」「コーヒー牛乳」「乳酸菌飲料」などのテーマで、ブランドの異なる3種類の飲み物を飲み比べてそのブランドを当てるゲーム。
活動の様子
参加者は 21 人で、男性 10 人、女性 11 人。全地区から参加してくれ、県外からのスカウトもいた。机を縦に並べ、火を眺めながら話せるように、前方中央で焚き火をした。
奈良県連盟の地区とは…
わかくさ地区・きたやまと地区・まほろば地区・葛城地区の4地区があります。
わかくさ地区 | 奈良○団 |
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きたやまと地区 | 生駒○団・天理○団・大和郡山○団 |
まほろば地区 | 橿原○団・桜井○団・磯城○団・高市○団 |
葛城地区 | 北葛城○団・香芝○団・大和高田○団・五条○団・葛城○団 |
交流会
1 班 6~7 人の計3班に分け、アイスブレイクとして利きドリンクを行った。班内は同じ問題にし、答えについて班内で話し合えるようにした。その後、「これまでのローバーでの活動」「これからしたい活動」について話した。
「これまでのローバーでの活動」では、サイクリング、釣り、無人島キャンプやピザ窯作りなどが出た。また、ローバームートや集合訓練など、全国的な活動に参加しているスカウトもいた。一方で、団や各隊への奉仕しかしていないという意見もあった。
「これからしたい活動」では、キャンプ(無人島)、パイオニアリング等が出た一方で、日帰りのライトな活動という意見もあった。しかし、気になる点としては、「ローバーではどのような活動をしたらいいか分からない」「したいことはあるけど 1 人では厳しい」や、「ムートなど、全国、近畿ブロックの活動があることが知らなかった。知っていたら行きたかった」という意見もあった。
利きドリンクは、
「オレンジジュース部門」⇒果汁 100%ジュース・果汁 10%ジュース・なっちゃんオレンジ
「コーヒー牛乳部門」⇒雪印コーヒー・マイルドカフェオーレ・白バラコーヒー
「乳酸菌飲料部門」⇒マミー・ピルクル・ヤクルトの“パチモン”
の3部門で行いました。3班とも正解でした。
花火
班での交流後、全体での交流として花火を 260 本用意した。中央の焚き火を着火源とした。そのおかげか、自然にみんなで火を囲みキャンプファイヤーが始まった。自分の団の持ちネタやムートで仕入れたスタンツを自ら率先して行い、とても盛り上がった。花火の本数も妥当であった。
初対面でも、火を囲んだら血が騒ぐねえ
開会式・閉会式
開会式では、県代表から RCJ、近畿ブロック、奈良県のローバーについて話した。
閉会式では、今後の近畿ブロックのイベントについて案内した。また、集合写真を撮影し、その写真に全員がサインを書き、電子版寄せ書きを作成した。
キャンプファイヤーが盛り上がり、遅れて閉会式を行い、閉会式後もそれぞれ交流していたので、無理に閉めることはせず、21:30 に解散した。
考察
計画時想定していたより多くのスカウトが参加してくれた。日時を平日の夜、短い時間にしたことが参加へのハードルを下げたと考えられる。1回目なので、参加者を集めることに注力した。
アイスブレイクで行った利きドリンクでは、班内で同じ答えにしたことで、班内での話が弾み、次の交流会でもスムーズに話ができたと考える。
交流会では「ローバーではどのような活動をしたらいいか分からない」「したいことはあるけど 1 人では厳しい」や、「ムートなど、全国、近畿ブロックの活動があることが知らなかった。知っていたら行きたかった」という意見もあった。しかし、この現状を知れたことは大きい。今後はこの課題を解決できるように進めていく。
また、「全国、近畿、県の活動に興味はあるけど一緒に行く人、知っている人がいないから行きにくい」という意見や「奈良にこんなにローバーがいてびっくりした。今回友達になれてよかった」という意見も聞くことができた。今回のイベントを通して、新たな繋がりができたことは、県内だけでなく、近畿、全国を盛り上げていくきっかけになるだろう。
キャンプやハイキング、フォーラム形式の企画も必要であると思うが、今回のような参加のハードルが低い企画も定期的に行い、これまで県・近畿・全国の活動に参加できていないスカウトの繋がりを増やしていくことも重要であると感じた。
今回の目的である「奈良県のローバー年代スカウトの親睦を深める。」「県ローバースでの活動の定着を図る。」には近づいたと思う。特に、これまで情報がなく参加できていなかったスカウトにも情報が回り、参加できたことは今後に繋がっていくだろう。
評価反省
目標に対して
- ❶ 参加人数 10 人以上
-
21 人参加なので達成。
- ❷ 火を囲みながら、深い交流を促進し、スカウト精神の共有を図る。
-
初対面でも自然と火を囲んでいたらキャンプファイヤーが始まったことは、深い交流ができたことの証であり、スカウト精神の共有もなされたと考える。
- ➌ 参加者全員から県ローバースでしたいことについて情報交換を行う。
-
班別で交流した際に、今後したいことについて聞くことができた。
反省
想定より参加人数が集まったため、利きドリンクの準備に手こずってしまった。今回は地区代表も班に入ってもらったため、少数で準備する必要があった。ACON の時も感じたが、利きドリンクは準備が課題である。
利きドリンク以外では大きな反省点はなく企画を進行することができた。
感想
まず一番に、想定以上のスカウトが参加してくれてよかった。これまでは、奈良県内のスカウト間の繋がりが弱く、県内にローバー年代のスカウトがどれだけいて、何をしているのかほとんどわからない状況であった。そのような中で、21 人もの参加があり、それぞれの意見を聞けたことはとても有意義なものであった。
火を囲んだら自然とキャンプファイヤーが始まり、率先して各々持ちネタをしてくれたのは流石だなという印象で、新たなネタをそれぞれ仕入れることができ、今後の活動に活かしていくことができるだろう。
また、これまでの活動を話していく中で、小さな活動でも興味を持ってくれ、解決策を出し合うこともできたようで、お互いに情報共有することの重要性を感じた。
今後も、様々な企画を行い、所属意識を高めることで、これまで乏しかった公募への応募も増えていくだろう。継続することが大切だなと改めて感じたイベントであった。