内容
岐阜県連盟東部地区可児第1団ローバースカウト隊主催で、「ローバースカウトのためのローバーナイト」を開催しました!
今、多くのローバースカウトが隊指導者として活躍している姿をよく見かけます。他部門への奉仕活動は、ローバースカウトにとって自己成長につながる大切な経験です。でも、その大切なローバースカウトの時間を「奉仕だけ」で終えてしまうのは、なんだかもったいない気がしませんか?
ローバースカウトは、スカウトとして活動できる最後のステージ。だからこそ、これから指導者として一緒に頑張っていく仲間たちと親睦を深めることが大事だと思います。そんな想いを込めて、今回の「ローバーナイト」を企画しました!
さらに、団だけじゃなく地区や県でもこういった集まりを開くことで、未来の指導者仲間の輪を広げていく。そんな活動って、めちゃくちゃ重要じゃないですか?
今回のテーマは、
「新人ローバースカウトを歓迎する新人歓迎会」
そして、「久しぶりに顔を出す隊員を呼び戻す会」——
……いや、本音を言うと、「みんなに会いたかっただけ!」っていうのも少し入ってます(笑)。でも、それくらい素直な気持ちも大事ですよね!
当日は、笑いあり、語り合いありの充実した時間を過ごしました。この場をきっかけに、ローバースカウトとしての誇りやつながりがさらに深まり、これからのスカウティングの未来に向けて一歩前進できたと感じています。
概要
活動名 | 第1回ローバー会いたいだけかい |
内容 | 新人歓迎会及び親睦会 |
目的 | ローバー隊としての活動を行うことで、ローバースカウトとしての繋がりを再度確認する。 |
目標 | ・スカウトの現在の状況を顔合わせ交流することで、今後の活動につなげる。 ・今回の集まりをきっかけに活動が久しぶりだったスカウトが活動に復帰するきっかけとする。 ・上進してくる後輩スカウトとの交流を深めることで今後の活動の充実を図る。 |
日時 | 2023年8月4日 21時〜 |
場所 | 岐阜県郡上市八幡町美山 西和良公民館 |
参加者 | ・現地 6人 ・オンライン 2人 合計8人 |
スケジュール
時間 | 内容 |
20時30分 21時00分 22時30分 | 西和良公民館集合 ローバーナイト開始 解散 |
活動の様子
〜集合〜
現地に集合したRSにより、ローバーナイト開始!!

- 関東圏へ進学した仲間も駆けつけてくれたことで、久しぶりの再会が実現しました!遠く離れていても、スカウトの絆は強いものですね。
- 進学によって活動から少し距離ができていた仲間も、今回の参加で懐かしさと新鮮さを同時に味わい、再び活動への意欲を取り戻してくれたようです。「久しぶりだけど、やっぱりここが自分の居場所だな」と思ってもらえたなら、企画した甲斐があったというものです!
- 17NSJでお馴染み、あのゴーゴーカレーが満を持して登場!香ばしい香りが漂うや否や、ローバーナイトのボルテージは一気に最高潮へ!カレーのスパイスとともに、会場の熱気もピリリと刺激され、笑顔があふれる時間となりました。
〜オンライン〜

- 現地まで足を運ぶのが難しい仲間も、オンラインを活用して参加してくれました!遠くにいても画面越しに笑顔が見られるのは嬉しいものです。
※オンラインといえど、顔が見えると「やっぱりこのメンバーだな」と実感できますね。時折、回線が止まった仲間の固まった表情に笑いが起きるのも、オンラインならではの醍醐味です!
準備品
- 焚き火台
- 薪
- 食材(ゴーゴーカレー、マシュマロ、お菓子、飲み物)
- 食器類
工夫した点
普段なかなか顔を見せないスカウトたちも参加しやすくなるよう、計画段階から「どうしたら来てくれるかな?」と知恵を絞りました。計画書を見ただけで「ちょっと行ってみようかな」と思わせる仕掛けも、密かに盛り込んでみたり、、、
さらに、現地とオンラインのハイブリッド形式を採用!「これなら参加できそう」と思ってもらえるよう、物理的にも心理的にもハードルをぐっと下げる工夫をしました。現地派もオンライン派も、それぞれのスタイルで楽しめる柔軟さが今回のポイントです!
Topics 〜可児第1団ローバー隊所属章の作成〜
このたび、可児第1団ローバー隊の所属章を新たに作成いたしました。同じ団でローバースカウトとして活動する仲間たちが共に身につけるこのシンボルは、誇りと連帯感を深めるだけでなく、自身の役割や責任を再認識するきっかけとなることでしょう。
この所属章を身に付け、他部門への奉仕にあたる姿は、まさにローバースカウトの理想像そのものです。団内におけるローバースカウトの認知を高めるとともに、後輩スカウトたちから「いつか自分もあんなふうになりたい」と憧れを抱かれる存在になることを目指しています。

評価・反省
記念すべき第1回の開催ながら、参加率は驚きの9割!しかも、久しぶりに顔を見せてくれたスカウトも多く、まるで同窓会のような賑わいとなりました。
久しぶりに参加したスカウトからはこんな声も聞かれました。
「進学してからスカウト活動とちょっと距離ができてしまっていたけど、今回をきっかけにまた参加していきたい!」
「こういう機会があったことで、自分にとってスカウト活動がどれだけ大切か改めて気づけました!」
こうした声を聞くと、このローバーナイトが単なる一回きりのイベントで終わるのではなく、これからの活動に繋がるものにしていきたいと強く感じます。さまざまな形でローバーナイトを続けていけたら素敵ですよね。
しかし、こうした親睦会は、どうしても「仲を深めるだけ」で終わってしまうことが多いのが現状です。「ローバースカウトが何してるのかよくわからない」なんて言われてしまうことも、残念ながらあるかもしれません。
普段の活動を振り返ってみましょう。他部門への奉仕、しっかりできていますか?ローバースカウトだからこそできるような、独自のアプローチで貢献できていますか?こうした親睦会を開催していくには、日頃からの奉仕活動を通じて他部門との信頼関係を築いておくことが何より大切です。
ローバースカウトの皆さんが「頼りになる存在だ」と思われるようになれば、こうした活動もますます支援を受けやすくなります。これからも、ローバーリングを通じて楽しい時間を共有しつつ、スカウト活動の新たな可能性を広げていきましょう!