アップサイクルプロジェクト ~老いたテントにセカンドライフを~ 【さいたま北地区ユース会議】

こんにちは!さいたま北地区ユース会議です!!
さいたま北地区ユース会議では、PADDLERSと連携し、個人プロジェクトに伴走し支援する取り組みを行っています。

この記事では、さいたま北地区のローバースカウトが昨年度より取り組んでいる『アップサイクルプロジェクト~老いたテントにセカンドライフを~』についてご紹介します!
アップサイクルとは?
端材や廃棄材に、デザインやアイデアなど新たな付加価値を持たせることで、新しい製品に生まれ変わらせるサステナブル
(持続可能)な仕組みのことを指します。
(さいたま市ホームページより引用)
プロジェクト実施の背景
さいたま北地区ユース会議が活動拠点としているさいたま市が昨年実施したアップサイクルの取り組みを知ったことで、本プロジェクトが発足しました!
↓さいたま市の取り組み↓
また本プロジェクトは、ローバー・ユース年代のプロジェクト活動をさらに活性化させるためのプログラムを全国に拡散する有志ムーブメント ”PADDLERS” のサポートのもと実現しました。

↓PADDLERSについての詳しい情報はこちらから↓

プロジェクト概要
プロジェクト名 | アップサイクルプロジェクト~老いたテントにセカンドライフを~ |
企画者 | 埼玉県連盟 さいたま第1団 ローバースカウト |
協力 | 【プロジェクト伴走・支援】さいたま北地区ユース会議、PADDLERS 【作業協力】埼玉県連盟 さいたま第1団 VS・RS・保護者の皆さま、さいたま北地区のユース年代 |
目的 | プロジェクトを通じて持続可能な社会の実現に貢献するプロジェクトを実施する過程で地域に根差したスカウト活動を推進する |
目標 | 老朽化し廃棄予定のテントを加工し、新たな製品を生み出す製品を販売し、利益を新しい備品等の購入費に充てる |
プロジェクトスケジュール
2024.6 | プロジェクト発足 |
2024.8 | 使用する廃棄予定のテントを確認 |
2024.11 | 試作品第1弾 |
2024.12 | 試作品第2弾 |
2025.1 | 制作に協力してくれる保護者を募集 |
2025.2 | 試作品第3弾 |
2025.2~3 | テント裁断、製品制作、製品タグの発注 |
2025.5.23~24 | 全国大会・スカウティングEXPO2025にて製品販売 |
製品の製作
埼玉県連盟 さいたま第1団が所有していた、老朽化し廃棄予定だったドームテント1基をアップサイクルし、新たな製品に生まれ変わらせました!

実際に試作を重ね、最終的には巾着袋とチーフリングの2種類の製品を制作しました。

巾着袋はまとめた3mロープがすっぽり収まる程度の大きさです。ロープ袋はもちろん、様々な用途に使えるようなサイズ感を目指しました。素材にはテントのフライ部分を袋に、本体部分を紐に使用しています。

チーフリングは、輪の大きさが調節できるデザインです。布を使用したチーフリングを作るにあたって様々な形を試作しましたが、バッグのベルト部分から着想を得てこの形にたどり着きました。素材にはテント収納袋の持ち手部分のベルトや、巾着袋用の布地を裁断した際に余った端材などを使用しています。
製品の製作にはテント提供元のさいたま第1団の保護者と関係者、ベンチャースカウト、地区のユース年代などが参加し、地区内で活動が完結したことも、本プロジェクトの特徴のひとつです。
また、ベンチャースカウトたちは本プロジェクトをきっかけとして裁縫章の修得を目指しており、テントの素材を使った裁縫章課題への取り組みや考査員の紹介など、参加してくれたベンチャースカウトにとっても進級の機会となるようサポートをしています。
ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

スカウティングEXPO2025での販売
2025年5月23日-24日に福岡県・アクロス福岡にて開催された全国大会でのスカウティングEXPO2025にて、PADDLERSが出展したブース内でアップサイクル品を販売をしてきました!!

2日間の販売を通して、巾着袋59枚・チーフリング93個全てをお買い上げいただくことができました!
当日はあいにくの雨模様でしたが、ボーイスカウト関係者のみならず一般の方々も足を止めてくださり、アップサイクルについて興味を持っていただけました。
完売させることができたのは、ご来場いただいた皆さまのおかげです。
PADDLERSブースにお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました!
なお、今回の販売で得た利益はテント提供元の団に還元させていただく予定です。
評価と反省・今後の活動
- プロジェクトを通じて持続可能な社会の実現に貢献する
-
本プロジェクトでは本来であれば廃棄されていたテントを有効に活用し、新たな価値を生み出すことができました。
また、地区内で完結できるようにしたことで、規模を問わず実施できるアップサイクルのひな型としてふさわしいプロジェクトとなりました。 - プロジェクトを実施する過程で地域に根差したスカウト活動を推進する
-
テント提供元のさいたま第1団の保護者やそのお知り合いの方に製品制作にご協力いただきました。
団内には届きづらいローバー・ユース年代の活動の内容を保護者や地域の方々に知っていただく機会として本プロジェクトを活用できたのではないかと評価します。 - 老朽化し廃棄予定のテントを加工し、新たな製品を生み出す
-
1基のテントから150個ほどの製品を生み出すことができました。
また、本プロジェクトの中で考案されたチーフリングの新たな形は、お買い上げいただいた皆さまから高い評価をいただきました。 - 製品を販売し、利益を新しい備品等の購入費に充てる
-
経費を差し引いた利益はテントを提供してくださったさいたま第1団に還元しました。
以上のように様々な方々のご協力のおかげで、サステナブルなプロジェクトを実現することができました。
一方で、反省点として以下が挙げられます。
- 製作スケジュールに余裕がなかった
-
試作品の製作などが後手後手で進みが遅く、結果的に全国大会に近づくにつれスケジュールが過密になってしまったため、より細かく最初のスケジュール設定を決定するべきでした。
- 計画初期から有識者の協力を得るべきだった
-
初心者のみでの商品の立案や制作方法の計画などはかなり無謀だったと感じたため、計画の初期段階から手芸に精通した人に助言をいただくべきでした。
本プロジェクトでの反省を生かして今後新たなアップサイクルプロジェクトに取り組んでいくほか、本投稿をきっかけとして他のユース年代の方々にもアップサイクルを知っていただき、取り組む仲間を増やしていければと考えています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
これからもさいたま北地区ユース会議は精力的に活動してまいります!

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