防災キャラバン2025 ~思いやり防災の導入~

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はじめに

こんにちは
新潟県ローバースです
2025年8月11日、新潟連盟防災キャラバンを開催いたしました。
みんなで楽しく、ちょっとだけ”もしも”に備える時間を。

概要

日時2025/8/11(月)
会場イオンモール新潟亀田インター 1F H&M前
目的地域の子どもと家族を対象に「防災」教育のひとつとして、災害時に役立つスキルを提供することで
地域の防災力向上に寄与し、ボーイスカウトの公益性を社会また、組織の会員拡充の機会とする
奉仕者15人
来場者約300人

スケジュール

時間内容
8:00集合
10:00開場!イベント開始!
15:00閉場
15:30解散

活動風景

公衆電話体験

今回の活動では、ビーバースカウトたちと一緒に「公衆電話体験」を行いました。スマートフォンが当たり前の今、公衆電話を使ったことがない子どもたちも多くいます。そこで、災害時などにスマホが使えなくなったときの“連絡手段”として、公衆電話の使い方を実際に体験してもらいました。

はじめは「これ、どうやって使うの?」「お金いるの?」と不思議そうにしていたビーバーたちも、受話器を持って声を出してみると、だんだんと楽しそうな表情に。仲間と順番にかけてみたり、保護者の方に電話してみたりと、実際に“つながる”体験を通して、公衆電話の仕組みや大切さを学ぶことができました。

この体験を通じて、子どもたちが「もしものときにどうするか」を考えるきっかけになったことは、今後の防災意識にもつながっていくはずです。遊びながら学ぶ、そんなスカウトらしい時間となりました。

新聞スリッパ&防災ゲーム

防災キャラバンのプログラムのひとつとして、「新聞スリッパづくり」と「防災ゲーム」を実施しました。参加してくれたのは、ビーバースカウトやカブスカウトの仲間たち、そして地域の小学生たち。年齢も経験もさまざまな子どもたちが一緒になって、楽しく防災を学ぶ時間となりました。

新聞スリッパづくりでは、避難所などで役立つアイテムを身近な素材で作る体験を通して、「工夫する力」や「自分で備える意識」を育みました。完成したスリッパを履いて歩いてみると、「思ったよりしっかりしてる!」「これなら使えそう!」と、驚きと発見の声があがりました。

防災ゲームでは、クイズ形式で災害に関する知識を深めたり、危険予知トレーニングで「どこが危ないか」を考える力を養ったりしました。さらに、キムスゲームでは記憶力や観察力を使って、災害時に必要な判断力を楽しく身につけることができました。

遊びながら学ぶことで、子どもたちは自然と「自分の身を守る力」を育てていきます。今回の体験が、家庭や学校でも防災について話し合うきっかけになれば嬉しいです。

おわりに

今回の防災キャラバンでは、私たちローバーが地域の子どもたちや保護者の方々と一緒に、防災について学び、伝えるという貴重な経験をすることができました。地震や火災、風水害など、災害はいつ起こるかわかりません。だからこそ、日頃からの備えや知識の共有が、いざという時に自分自身だけでなく、周囲の人を守る力になります。

キャラバンでは、体験型の展示やワークショップを通じて、子どもたちが楽しみながら防災を学べるよう工夫しました。私たち自身も、伝える立場としての責任や、地域とのつながりの大切さを改めて実感しました。活動を通じて得た知識や気づきは、今後のローバー活動にも活かしていきたいと思います。

防災は一人ではできません。仲間と協力し、地域とつながりながら、少しずつ備えていくことが大切です。今回のキャラバンが、私たちローバーにとっても、地域にとっても「備える力」を育てる一歩になったことを願っています。

この投稿を書いたローバー組織

新潟県ローバースの個性豊かなメンバーによる活動の様子を紹介していきます⚜️

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