【RCJ近畿ブロック】令和ツリー合戦~紅のチキンもあるよ☆~

2024年度RCJ近畿ブロックとして第2回のブロックイベント「令和ツリー合戦~紅のチキンもあるよ☆~」を開催しました。参加者を増やすためにデイキャンプとし、キャンプ場もアクセスがよいところに設定しました。結果、参加者・運営を含め31名が集まり、大盛況のイベントとなりました!
ブロックイベントの開催にあたり今年度は近畿圏から広くタスクチーム員を募集し、企画・運営をお願いしました。タスクチーム結成から開催までとても短い期間でしたが、今回も充実したプログラムを考えて、運営していただきました!
概要
活動名 | H令和ツリー合戦~紅のチキンもあるよ☆~ |
---|---|
目的 | 参加者が一丸となれるようなイベントを行い、YamBoreeに向けて結束を強める。 |
目標 | 班員と協力し与えられた食材から想像力と経験をもとに野外料理を実施する ロープワークを駆使して作品を作り上げる 班制を用いることで他県連所属のスカウトと積極的に交流する |
日時 | 12月8日(日) |
場所 | 高槻市立摂津峡青少年キャンプ場 |
参加対象者 | 近畿圏の連盟に所属するローバースカウト及び同年代指導者 |
参加者 | タスクチーム6名 参加者25名 |
行程
12月8日(日)
計画時間 | 内容 | |
---|---|---|
10:00 | 集合受付 | |
10:30 | 開会式 | |
11:00 | アイスブレイク | |
11:20 | 具材争奪ゲーム | |
12:00 | 昼食づくり | |
15:00 | 昼食片付け | |
15:30 | ツリー建て&飾り付け | |
16:30 | 休憩 | |
16:45 | 結果発表&集合写真 | |
17:00 | プレゼント交換 | |
17:15 | 片付け | |
17:30 | 閉会式 | |
18:00 | 解散 |
活動の様子
開会式
森の中の野外ステージを使って開会式!立派な会場で運営チームも緊張してました…




具材争奪ゲーム
おいしい昼食の具材を争奪するゲームは具材キムス!!
箱の中に入ったルーや野菜を覚えました。何て呼ぶか分からない調味料もチラホラ……



昼食づくり
ゲットした食材をもとに各班一つずつスープを作りました。メインはビア缶チキンです。今回は5名ずつ5班の班に分かれたので、食材も大量です。









X’masパイオニアリング!!(竹材でツリー作り)
メイン企画のクリスマスツリーの作成です。半旗縦の要領で木枠を作り、中心に太い紐を張って、その上にツリーの支柱をのっけました。支柱のてっぺんから木枠へとあさひもをはって、枝代わりにし、各々持ってきたライトやオーナメントで飾り付けました。









おまけ
今回の持ち物にはクリスマスらしい衣装がありました。ナイスな衣装を持ってきた参加者を紹介します!



事前準備
タスクチーム員の募集
2024年8月19日から9月9日の期間でRCJ近畿ブロックの3つのブロックイベントの企画・運営するタスクチームを募集しました。タスクチームの役割は以下の通りです。
①イベントの企画…年数回のイベントの内容やプログラムを企画・計画をして報告をしてもらう
②広報活動…近畿ブロック広報担当と協力し SNS やポスター、チラシなどを使った広報活動
③当日の運営…会場設営や物品管理、受付や進行などの当日の運営のサポート
2024年9月25日にタスクチーム員を対象に説明会を行いました。タスクチーム員の役割を確認し、当日までのスケジュールや分担を確認しました。
企画・計画
活動の実施に向けて以下の資料を作成しました
- 企画書
- 計画書
- プログラム別担当者表
- 案内状
- 申し込みフォーム
- 広報用ポスター
- 受付シート
- ツリーの作り方
- 参加者アンケート
- 運営評価アンケート
- 報告書
計画書の提出
近畿圏に所属するローバースカウト及び同年代指導者を参加対象とするため、計画書および案内文を各県連盟の理事会に提出して承認を得ました。
評価反省
目的について
参加者が一丸となれるようなイベントを行い、YamBoreeに向けて結束を強める。
クリスマス・YamBoreeという共通のテーマのもとに開催できたため、結束を高められた。ただ、班対抗も多く、参加者全体の交流が薄かった。
目標について
①班員と協力し与えられた食材から想像力と経験をもとに野外料理を実施する
与えられた食材で協力した野外料理を作ることができたが、メニューや料理を指定したため、想像力と経験という面があまり達成できなかった。
②ロープワークを駆使して作品を作り上げる
ペグを使わない班旗立てを行い、難易度の高いものではなかったがロープワークができた。また、立てた棒をクリスマスツリーに見立てて各班個性的な作品ができた。
③班制を用いることで他県連所属のスカウトと積極的に交流する
各班に各連盟を均等に分散して班を分けることができたため、交流が達成された。
各プログラムと役割について
- ビア缶チキン
- 評価:ビア缶チキンの準備と火の管理を行った。
- 反省:かまどの火が遠かったことと火にかける時間が短かったことで一度解体したタイミングでは、まだ火が通っていない場所があったりしたのは反省点。また、下準備の際にてが汚れないようにするためのビニール手袋の準備をしておくとよりよかった。プログラム設計として、参加者が他のプログラムを行えるようにタスクチーム員が火の番を行ったのは良かったと感じた。
- 具材争奪ゲーム
- 評価:各班どのスープを作るか決めるためのゲームの企画・進行を行った。
キムスゲーム:スープの具材を用いて班対抗のキムスゲームを行った。
クイズ:スープにまつわる情報から、参加者にそれがどのスープに関するものなのかを当ててもらう形式でクイズを行った。 - 反省:簡単すぎず、難しすぎない難易度の設定をすることができた。時間内に充実したゲームを実施することができた。ゲーム担当の3人で役割分担をして、それぞれのゲームの進行を行えたが、ゲームに関する詳細を考えるのが会の当日になってしまった。
- 評価:各班どのスープを作るか決めるためのゲームの企画・進行を行った。
- ツリーづくり
- 評価:テントポールをつなげた棒を軸として立てて、その周りをオーナメントや麻ひも等で装飾をし、各班で個性的なツリーを作った。
- 反省:各班で相談しながら一つのものを作り上げることができ、結束力を高めることができた。小雨が降っていたが予定通り実施することができた。
- オーナメントが絡まったり、誰が持ってきたのかを分ける必要があったりで片付けに想定以上の時間がかかってしまった。
- プレゼント交換
- 評価:1000円以内で用意してもらったプレゼントを円形に置き、曲が止まるまで歩き回り、曲が止まったら目の前にあるプレゼントをもらう形式。
- 反省:予算を少し高めに設定したことでプレゼントを選ぶ幅が増え、楽しみながら購入できたと思う。プレゼントの回し方と曲を考えていななかった。時間に余裕があれば問題ないが、今回は時間がない中行ったので、事前に決められる事はある程度決めておけば良かったと思った。
- 実行委員長
- 評価:RCJと連絡のやり取りや会議の議長をした。
- 反省:タスクチームメンバーと話しながら進めたことで、大きなトラブルがなかった。雨対策を考えていなかったこと。次に各プログラムに何の備品が必要か、また使い終わった備品をどう対処するか、実行委員長であれば全体の流れを1つずつ確認すべきだった。
- 生活・安全・備品
- 評価:救急セットの準備
- ツリー立ての際に一名、指を怪我した参加者がいたため、絆創膏を支給した。
- 反省:大きな怪我無く終えることができた。しっかりと準備したため、小さな怪我に対処できた。
- 総務・会計
- 評価:会計処理を行った。
- 反省:当日の会計の集約方法を詰め切れておらず、集合時に時間がかかってしまった。
- 広報
- 評価:事前の広報素材の作成を行った。
- 反省:RCJ近畿ブロックの広報担当のスカウトと連携をしっかり取って広報素材の作成に当たれたので良かったと思う。
タスクチーム員の所感
- タスクチームに参加したおかげで、初めてこんな大規模のイベントをまとめる役割を担当することができました。今まで密かに憧れていたので、このような機会を設けてくれたRCJには感謝しかないです。ありがとうございました!! 実行委員長という役割を通じて、自分の力不足を痛感した一方、みんなが火を囲んで楽しそうに食事する姿を見て奉仕するやりがいを久々に実感しました。
- 今回のイベントに関しては大部分を別の方々が企画・準備してくださったため、会当日は自身のできる範囲でサポートして回ることが多かった。個人的には、事前にもう少しキャンプサイトの情報を知っておけばよりスムーズなサポートが行えたように思う。 会全体としては1日で盛りだくさんの企画を楽しめるとても良いイベントだった。新しい近畿の仲間との交流も生まれ、僕も運営ながら楽しませていただいた。
- 初めてであうスカウトも含めて有志のスカウトと共同でプログラム運営を行うという貴重な経験ができた。また、これほど大きなイベントの運営を始めて行ったので気をつけなければいけないポイントについて知ることができたと思う。
- イベント自体は楽しく実施することができたが、事前準備の段階で細部まで詰められていなかった部分もあったため、ある程度の想定をしておくべきであった。
- 今まで他都道府県との交流が少なかったが、イベントを通して交流を持つことができ、運営に関わることでより良い経験をすることができた。
- 初めて、ローバーでの活動に参加したが、自由度も高くて楽しかった。
今後の改善点
- 各イベントごとにRCJの担当をつけても良いかなと思いました。誰に連絡すべきか最初迷ってしまいました。
- 結局誰に連絡を取れば情報がわかるのかが最後までわからなかった。
- 下見日程の共有が遅かった。
- タスクチーム員が運営する形式は良かった。