PADDLERS – Youth Acceleration Program 始動!

Rover Portをご覧のみなさん、日々活動をする中でこんなことを思ったことはありませんか?

これからどんな活動をしていけばいいんだろう?

やりたいことは思いついたけど、自分ひとりでは実現できそうもないなぁ…どうしよう…

そんな悩みを持ちながら、Rover Portでみんなの活動事例をチェックしている方も多いのではないでしょうか?

みんな良い活動してるなぁ…羨ましいなぁ…

それで終わっていいんですか!? いや、いいわけない!!

…ということで、そんな皆さんの悩みを解決し、プロジェクト活動をさらに活性化させていこう!というムーブメントを始動します!

その名も…

PADDLERS – Youth Acceleration Program

申し遅れました。新たに始動したこのムーブメントを超アグレッシブに推し進めていくチーム”PADDLERS推進本部”の初代本部長を務めます、埼玉県連盟 さいたま第1団の足田拓真です。

本記事では、プロジェクト発案の機会を創出し、発案されたプロジェクトを加速させ実現していくムーブメント”PADDLERS – Youth Acceleration Program“のコンセプトについて説明します。

このムーブメントに賛同してくれた方は、ぜひ”PADDLERS“の一員となって、一緒に全国各地のプロジェクト活動を盛り上げていきましょう!

各地で◯◯県ローバース・□□地区ユースなど、ユースコミュニティを運営されている皆さんはとくに必見です!みなさんの運営するコミュニティが持つポテンシャルをさらに引き出すムーブメントだと思っています!

本記事では、ローバースカウトおよびローバー年代指導者のことをまとめて「ユース年代」と表現します。
“PADDLERS”の取り組みはローバースカウトだけでなく、同年代指導者の活動の発展にもつながるものであると考えています。

目次

背景

まず、このムーブメントを始動しようと思い立った背景から…

冒頭でも触れた通り、「どんな活動をしたらいいんだろう?」と悩んでいるユース年代の活動のきっかけづくりをしたい!と思い立ったのが始まりです。

しかし、これまでも「活動のきっかけをつくろう!」という取り組みは全国・ブロック・各県など様々なレベルで行われてきました。

それでも全団調査では「(RSが)自ら主体的に企画する社会活動・奉仕活動が低調」という結果が出ていると…。

何が足りないんだろう?
どんな取り組みが必要なんだろう?

そう考えたときに思いついた仮説が、活動のきっかけづくりだけでなく、そこで生まれたプロジェクトの実現・拡大を促進するしくみがセットで必要なのではないか!ということでした。

Youth Acceleration Program

そこで始めたのが”Youth Acceleration Program“です。

Youth Acceleration Program

KICKOFFプロジェクト発案の機会を創出する
ACCELERATE プロジェクトを加速させ、実現・拡大していく

この2つを1つのサイクルとして行うことで
プロジェクト活動をさらに活性化させていく

まず”、活動のきっかけづくりをするためのキックオフイベントを実施して、プロジェクトを発案する機会を作る。

そして、それだけで終わりにせず、プロジェクトの実行主体に伴走し、プロジェクト実現に向けたサポートを継続的かつ密に行っていきながら一緒にプロジェクトを進めていく先輩スカウト(アクセラレーター)をつけることで、発案したプロジェクトを実際に実現させる

この2つのフェーズを1年サイクルで回していくことで、プロジェクトを次々に生み出し次々に実現させていくしくみです。

あえて「1年サイクル」としているのは、プロジェクト実行主体も、それに伴走するアクセラレーターも、「1年で成果を出す」もしくは「1年後には伴走を必要とせず自走可能な状態にする」ことを目指してスピード感を持って取り組んでいくためです。

サイクルの終了後は、「実現したプロジェクトが自走化する」もしくは「プロジェクトを実現させた実行主体が次のアクセラレーターになる」ことで、このサイクルを継続的に回していくことを目指しています。

生み出し、実現させていきたいプロジェクト

先ほどから、「プロジェクトを生み出す!」とか「プロジェクト実行主体に伴走して実現させる!」とか言ってますが…

で、”Youth Acceleration Program“を通して具体的にどんなプロジェクトを実現したいわけ?

という疑問もあるのかなと思います。

Youth Acceleration Program“を通して生み出し、実現したいプロジェクトとはズバリ、

WILLプロジェクト実行主体がやってみたいこと

CANプロジェクト実行主体ができること

MUSTユース年代が取り組むべきこと(5つの活動分野)

この3つが重なり合ったところに生まれるプロジェクトです。

やってみたいことを引き出し、
それをやるべきことと繋げてプロジェクトを生み出して、
そのプロジェクトにアクセラレーターが伴走することによって実現可能にする

これが”Youth Acceleration Program“が目指す姿です。

とはいえ、”行うことによって学ぶ”スカウトたるもの、
まずは行動あるのみ!!ですけど!

「5つの活動分野」はローバースカウトハンドブックに記載の「ローバースカウトの活動分野」を参考にしていますが、この5つの分野はローバースカウトだけでなく同年代の指導者にとっても、指導者としての活動を発展させることに寄与すると考えているため、「ユース年代が取り組むべきこと」として記載しています。

【実現例】Saitama Youth Acceleration Program

実際にこのプログラムの一環として、2023年度にはさいたま北地区ユース会議・さいたま南地区ユース会議の主催で、「Saitama Youth Kickoff Camp 2023」を実施しました。

そして、そこで生まれた「小学校のチャレンジスクールで”ボーイスカウト活動を体験する”授業を行うことで、より多くの子どもたちに、ボーイスカウトの体験学習の機会を提供したい!」というプロジェクト(プロジェクト名:fuyasse ~あ、ここチャレンジスクールでやったところだ!~)の発案者に伴走し、最大限のサポートを行うことで、実際にプロジェクトを実現させています。

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そして、2024年度も11月に「Saitama Youth Kickoff Camp 2024」を実施し、新たに生まれたプロジェクトの実現に向けて伴走しています。

PADDLERS

あれ?このプログラムサイクル、うまくいきそうじゃん。

ということは、この取り組みが全国各地に広がったら、全国各地でプロジェクト活動がもっと活発になるのでは?

そう実感してこのたび始動したのが、”Youth Acceleration Program“を全国に広げるムーブメント”PADDLERS“です。

PADDLERS”の名のもとに、全国各地で”Youth Acceleration Program“が展開されることで、全国各地のプロジェクト活動を活発化させていくことを目指します。

“Youth Acceleration Program”はコンパクト・ローカルな単位で行うことがポイントです。
コンパクトに行うからこそ、プロジェクト実行主体とより密につながり、具体的で細かいサポートをしながら伴走できると考えています。

さぁみなさん、このムーブメントに加わって、一緒に次々とプロジェクトを生み出し、実現させていきませんか?

とは言ったものの…

面白そうではあるけど、いきなりうちの県や地区で、アクセラレーションプログラムを始めるなんてできないよ…

この構想について全国の仲間に語る中で、そんな声もいただきました。

(ちょっと脱線…)
全国各地に構想を語って相談できる仲間がいるって、冷静に考えたら結構スゴイことですよね…。
RCJをはじめ、全国のユース年代をつなげる機会を作ってくれている方々には、本当に感謝です。

PADDLERS推進本部

そこで、全国各地での”Youth Acceleration Program”の始動・展開をサポートする組織”PADDLERS推進本部”を立ち上げます!

すでに実現して2期目が動いている”Saitama Youth Acceleration Program“を立ち上げ、動かしているメンバーが、”PADDLERS”に参画するみなさんをサポートします。

僕ら”PADDLERS推進本部”の役割は次の4つ。

「広げる」「繋げる」「支える」「讃える」役割を果たすことで、このムーブメントをどんどん大きくしていきたいと思っています。

そのようにしてプロジェクト活動を活発化させていった先に、これから社会に出ていくユース年代の成長があり、それが”Creating a Better World.”につながっていくと信じています。

なるほど。そんなサポート体制があるなら、うちの県・地区でもできるかも!やってみようかな!

とりあえず何らかの形で”PADDLERS“に関わってみたい!

もっと詳しく話を聞いてみたい!

そう思ってくれたそこのアナタ!!!

ぜひ、今すぐご連絡を!!!!!

©2025 PADDLERS Movement Progress

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