奈良シカ勝たん!?

目次

内容

午前中に奈良県大和西大寺から唐招提寺、平城京跡地を経由して奈良公園までを、午後からは奈良公園内を歩きました。
4.5人ずつで班を構成し目的地までは自由なルートで歩いてもらいます。
ハイキング中は事前に渡した風景やモニュメントの写真と同じ場所を探してもらいます。事前に渡したその「お題写真」を見つけたら班で写真を撮り、ハイキング終了時にラインのアルバムを用いて提出してもらいます。写真の難易度により1〜3点で点数を決め、優秀班を決めました。当日は23名のスカウトが集まり、午前と午後で班を入れ替え、たくさんの人と交流できるようにしました。

企画の背景

大阪連盟ローバースは年2〜3回ほど独自のプログラムを開催してきました。
ただ毎回参加者が10名足らずといった状況が続いていたことから、なんとか参加者を多く募る活動を展開したいと思い今回の活動を企画しました。
ハイキングのフィールドビンゴを選んだのは参加費が0円だと参加しやすいのではという考えがあったこと。又、大学からボーイスカウトを始めた大学ローバースの方や指導者等でしばらくボーイスカウトらしい活動を出来ていない方もボーイスカウトを感じれるような活動をしたいという思いからでした。
活動場所の奈良県は歴史と絡めたお題の写真がたくさん撮れるのではないかという思いから選びました。大阪からは少し遠いですが難波から1本で到着できる比較的アクセスのよい場所を選びました。

まとめ

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活動名「奈良シカ勝たん!?」
目的奈良の歴史的な寺社仏閣を巡るハイキングで、奈良の歴史と文化の理解を深める。
目標・歴史と文化の理解: 
寺社仏閣の歴史や文化的背景を学び、日本の古代の価値観や精神性に触れる機会を得る

・協力とリーダーシップの養成: 
グループで協力し、ハイキングの中でリーダーシップやチームワークのスキルを発展させる機会を得る。

・体力と健康の向上: 
アクティブなハイキングを通じて、参加者の健康な生活習慣を促進し、体力や持久力を向上させることを目指す。
日時2023年11月11日(土)11:00~16:00
場所大和西大寺~奈良公園
予算・参加費参加賞(ステッカー)×25枚 2062円
参加費0円

スケジュール

9月7日(木)

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時間内容
下見 お題写真を撮影する。
場所:大和西大寺から奈良公園

10月21日(土)

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時間内容
下見 お題写真を撮影する
場所:奈良公園

11月11日(土)

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時間内容
10:00集合
10:10ルール説明と班分け
10:20大和西大寺発
13:20奈良公園着
奈良公園内東屋に移動
13:40昼食
14:15奈良公園内のハイキング開始
15:45終了
点数集計
16:00セレモニー
16:10解散

活動の様子

参加者へ配布したもの

参加者に見つけてもらうお題写真を掲載した資料を1班に1部配りました。
資料は自分たちで作成し、印刷は大阪連盟事務局にお願いしました。

また、活動のロゴステッカーを広報担当の方が作成し、参加者に配りました。
作成費は大阪RS活動費を使用しました。

お題写真例

左がお題写真、右が実際に見つけた人が撮影した写真の例です。

上記の様な写真を午前の部(大和西大寺駅から奈良公園まで)で30枚
午後の部(奈良公園内)で30枚の計60枚用意しました。
なお、午前中の大和西大寺から奈良公園までのハイキングは時間の都合上途中の新大宮駅から近鉄奈良駅までの1駅分の電車を利用可能にし、その区間はお題写真がないようにしました。

事前準備

各種申請・提出物について

今回の活動は大阪連盟に所属するすべてのローバースカウトと同年代指導者を対象としたため本活動の案内を大阪連盟理事会に提出し、承認を得ました。また、大阪連盟から予算をいただいたことから会計報告を大阪連盟に提出しました。

下見

下見は2回行いました。
当初の予定では1回で終わらせてしまう予定でしたが、ハイキングの道順を参加者に決めてもらう方式をとったことから様々な場所でのお題写真が必要となったため下見にかなり時間を要しました。
1回目は大和西大寺駅から奈良公園までを、2回目は奈良公園内で下見を行いました。

参加者へ配布したもの

参加者へ配布したもの
にも記載しましたが、お題写真掲載資料を作成しました。
こちらは下見で撮影した写真を午前の部と午後の部でそれぞれ30枚ずつ厳選し、作成しました。印刷はカラーコピーがほぼ必須なのでコンビニなどで行うと高額になりますが今回は大阪連盟の事務局の方が快く引き受けてくださいました。

参加賞のステッカーはACCEA(アクセア – ポスター印刷、製本、ラミネート、アクリル板、パネル加工 (accea.co.jp))で作成しました。

目的目標に対する評価反省

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目的奈良の歴史的な寺社仏閣を巡るハイキングで、奈良の歴史と文化の理解を深める。
評価反省唐招提寺や平城京をはじめ、奈良公園内の寺も巡ることができた。お題の写真を探すために行く先々で深く観察を行ったことから、単なる寺社仏閣巡りとは違いより理解を深めることが出来ました。
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目標・歴史と文化の理解: 
寺社仏閣の歴史や文化的背景を学び、日本の古代の価値観や精神性に触れる機会を得る

・協力とリーダーシップの養成: 
グループで協力し、ハイキングの中でリーダーシップやチームワークのスキルを発展させる機会を得る。

・体力と健康の向上: 
アクティブなハイキングを通じて、参加者の健康な生活習慣を促進し、体力や持久力を向上させることを目指す。
評価反省・歴史を学ぶ事はすこし不十分でした。平城京跡地の中には歴史を学ぶことができるスペースがありましたが、時間に厳しいスケジュールを組んでしまったため、そこまで深く学べなかったのではないかと思います。この目標達成には、歴史のクイズを作成したり、ゆとりのある行程を作っていくべきでした。日本の古代の価値観や精神性には実際に足を運び観察、写真撮影を通して触れたことから達成できたと思う。
・午前と午後で班編成を変えたり、なるべく他の地区同士で同じ班になるよう調節したことで、はじめはチームワークやリーダーシップをとることが難しかったかも知れないが、ハイキング終了時に活発に話す班を見てチームワークの力が高まっていると感じました。
・参加者の中に疲労した様子のスカウトも見受けられましたが、全員完遂することができ、体力や持久力が向上したと思います。

所感

お題となる写真をすべて下見の途中で撮影したことで下見にかなり時間を要しました。
午前と午後で30枚ずつお題となる写真を提示したが、1班の平均回答数は5個ぐらいであったので数を絞って下見を1回で済むようにすべきであったと思いました。
また、プログラムの内容に対して時間が少し厳しかったとも思いました。
お題の写真が多くそれと並行して歩くには時間が短かった為、もう少し時間にゆとりを持たせるか、難易度を簡単にするとよかったと考えています。
参加者の中には班対抗のハイキングという、ボーイスカウトらしい活動が久しぶりにできてよかった。という声や、かなり歩いて足が疲れたという声をいただきました。
足が疲れたという意見も体力と健康の向上の面から逆に良い事ではないかと感じた。初めて連盟ローバース活動に参加された方が半数ほどいた中で肯定的な意見を聞けた事はよかった。
例年に比べ参加者が増加した理由は、大学ローバースの参画が一番大きかったと考える。その次に、日程を普段の日曜日から土曜日に変更し自団の活動がない日にしたことや、各大学の文化祭が終わるタイミングに調節出来たこと。またそれを6月ごろから宣伝していたことだと考えています。

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